ＴＩＳ、海外事業を強化－中国ＳＩ５社に出資

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ＴＩＳは９月までにオフショア（海外委託）契約を結ぶ中国のソフト開発会社５社に出資する。強みとするクレジットカードや化学メーカー向けのシステム構築（ＳＩ）ノウハウを出資先の企業に提供することで、中国企業からのＳＩ案件を受注できる体制を構築するのが狙い。天津に建設中のデータセンター（ＤＣ）を利用した業務アウトソーシング（ＢＰＯ）事業も推進し、２０２０年度の海外売上高目標４００億円（総売上高の２０％）達成に向けた基盤づくりを進める。
　海外事業を強化するため、ＴＩＳは４月からグローバルビジネス推進室と調達本部を始動。この２部署を中心に、北京、上海、大連、西安の現地ソフト開発業者５社と、出資に向けた調整に入った。今後、出資比率などの詳細を決め「０９年上期中に契約を結ぶ」（藤宮宏章社長）計画。
（掲載日 2009年04月09日）
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