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高橋はるみ知事は16日の記者会見で、非正規労働者を中心に悪化している雇用環境の改善策として、臨時職員を数百人規模で採用する意向を表明した。1億 円程度かかる費用は今年度予算から捻出(ねんしゅつ)する。このほか職業訓練や人手不足の農業など一次産業への人材紹介も実施する方向で調整する。
道有林の枝打ちや統計調査にあたる人員として3月末まで約2カ月間採用する方針。道内8260社を対象に雇用情勢や採用に関する意向調査もする。
高橋知事は当初、道が雇用対策として臨時職員を直接採用することに否定的だったが「国の2次補正予算(案の成立)は少し遅れそうだ が、(雇用)対策は待ったなし」と情勢の変化を指摘。その上で「つなぎということで臨時職員の採用等、(雇用対策の)とりまとめを指示した」と方針転換の 理由を説明した。
札幌市も同日、年度内に約2350万円を投じて臨時職員100人を雇用すると決めた。雇用期間は2月20日から3月末まで。
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2009-01-19
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