日本私立短期大学協会は25日までに、私立短大の教育課程について、伝統的な保育士や看護師の養成だけでなく、家庭で役立つ介護の知識や外国人向け の日本語の教育など新たな内容を大幅に増やす改革案をまとめた。地域住民の生涯学習拠点として社会人や退職者らも入学しやすくし、学生を確保する狙い。
短大は2008年度で国公私立を合わせて全国に418校あり、うち私立が387校。少子化を背景に、私立の7割近くで入学者が定員を下回るなど経営環境は年々厳しくなっている。
改革案では、短大の役割について保育士などの資格取得以外に「地域の生涯学習拠点として『コミュニティーカレッジ』化にも軸足を置くべきだ」と指摘。高 卒者中心の従来の学生募集を見直し、社会人ら一般市民向けの講座を開設することで、高齢化やグローバル化時代の新たな学習ニーズに応えるよう求めている。 〔共同〕(14:01)●●コメント●●
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