東京都豊島区の中国人の男子留学生(25)が、昨年8月から行方不明になっていることが27日、分かった。警視庁組織犯罪対策2課は留学生が事件に巻き込まれた可能性が高いとみて捜査している。
同課などによると、留学生は都内にあるコンピューター関連の専門学校に通う一方、秋葉原で電気製品を安く仕入れ、中国人に販売するアルバイトをしていた。 昨年8月、秋葉原で所在が確認されたのを最後に行方が分からなくなった。学校関係者が連絡を取ったところ、留学生の携帯電話はつながらない状態が続き、現 在は解約されている。
9月には中国の両親に、中国人とみられる不審な男が接触。「監禁している。解放してほしければ、金を渡しなさい」と持ちかけ、両親は約40万円を支払ったという。だが、現在も留学生の行方は分かっていない。
学校関係者によると、留学生は中国の天津市出身。平成19年4月に専門学校に入学し、今年3月に卒業予定だった。欠席はなく、授業態度にも問題はなかったという。
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