イオンは23日、米コンサルティング会社、カート・サーモン・アソシエイツの最高経営責任者(CEO)を務めるジェリー・ブラック氏(49)を5月に執 行役に迎えると発表した。ブラック氏はカート社を退任しイオン執行役に専念する。イオンは中期経営計画で、成長の軸足を国内から中国などへ移す方針を打ち 出しており、外国人役員を据えて海外事業を強化する。
前身のジャスコ時代も含め、イオンの役員級のポストに外国人が就くのは初めて。ブラック氏はカート社を3月20日に退任し同21日にイオン顧問に就く。イオンでは海外事業のほか、グループ戦略やIT部門を担当する予定だ。
カート社は米アトランタに本社を置き米国のほか欧州、インド、中国、東京などに拠点を持つ。米国ではウォルマート・ストアーズなどの大手小売りや消費財メーカーを顧客としており、イオンも利用している。(23日 22:13)
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