【北京17日共同】中国共産党の元政治局員で、毛沢東暗殺を狙った1971年の「林彪事件」に加わったとされる中国軍元副総参謀長、李作鵬氏の告別式が17日午前、北京市・八宝山の葬儀場で行われる予定だったが、当局の指示で突然中止となった。
林彪事件の関係者には、事件は冤罪として事件の再評価や関係者の名誉回復を求める声が根強いため当局が封じ込めに動いたとみられる。
関係者によると、16日夜、当局から李氏の家族に告別式を中止するよう連絡があった。葬儀場には中止を知らない50人以上の知人、友人が集まった。
李作鵬氏は、毛沢東の後継者に一時指名された林彪配下の「五大将軍」だったが、事件にかかわったとして81年、懲役17年の実刑判決を受けた。今月3日、94歳で死去した。
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