2008年10月に民営化した日本政策投資銀行と商工組合中央金庫は海外事業を本格化する。政投銀は中国に初の拠点を開設したほか、シンガポールに初の 海外現地法人を設立した。商工中金は中国やタイの銀行と業務提携した。民営化を機に海外事業を新たな収益源に育てる狙いだ。
政投銀は昨年10月、中国・上海に駐在員事務所を開設した。同行の中国拠点はこれが初めてで、グループ会社の事務所として設立する。政投銀は4月に中国 の大手金融グループ、中国中信集団公司(CITIC、北京市)と日中間の国境を越えたM&A(合併・買収)の仲介業務などで提携したが、中国ビジネスを拡 大するためには拠点開設が必要だと判断した。今後はCITICとも協力しつつ、日本企業の中国進出や日中の合弁企業設立なども支援する。(10:06)
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