厚生労働省は2009年度からの3年間で介護人材を10万人増やすことを目標に、対策を強化する。職業訓練や資格取得支援を拡充するほか、相談員を置い て離職を防ぐ。16日には省内に医療・介護分野の雇用拡大を目指すプロジェクトチームを設けることも発表した。失業者の受け皿として介護分野への期待は強 まっている。経済財政諮問会議の議論を受けてさらなる強化策も求められそうだ。
福祉・介護分野への就職支援のため、ハローワークに「福祉人材コーナー(仮称)」を設置。求職者が無料で受講できる職業訓練の対象に介護福祉士を加え、 ホームヘルパーの訓練も定員を拡充する。介護の未経験者を雇って6カ月以上定着させた事業主には、1人当たり50万円(年長フリーターの場合は100万 円)の助成金を支給する。(17日 11:22)
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