【ハノイ=岩本陽一】ベトナムへの海外からの直接投資額が急増している。2008年1―8月の総額(認可ベース)は前年同期の約4倍に当たる470億ドルに上る。中国以外の製造拠点「チャイナ・プラス・ワン」として日本企業などの進出計画が相次いでいる。
ベトナム・ニュース紙が計画投資省のまとめとして報じた。投資認可を受けた38カ国・地域中、総額が最も大きかったのは台湾の86億ドル。日本は72億ドルで2位だった。事業件数では台湾が112件、日本が78件。
ベトナムの経常収支は貿易赤字の拡大に伴って悪化。国際収支全体では海外直接投資を核とする資本収支のプラス分で経常赤字を補てんする構図が鮮明になっている。(15:18)●●コメント●●
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