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派遣会社に契約を解除され、寮から退去するよう通告された男が、冷蔵庫など寮にあった備品を勝手に売却したとして、岐阜県警各務原署に2日までに、横領の 疑いで逮捕された。「生活費が欲しくてやった」と供述しているが、リサイクル店での“売却益”はわずか3000円だった。
逮捕されたのは住所不定、無職の八木伸治容疑者(26)。
調べによると、八木容疑者は1月9日、人材派遣 会社(名古屋市)から寮として提供されていた岐阜県各務原市のマンションの部屋に備え付けてあった冷蔵庫と洗濯機を、近所のリサイクルショップに計 3000円で売却した疑い。呼ばれたショップ店員が下取り価格を交渉した後、2つの大型家電を運び出した。
市内の自動車部品工場に派遣されていたが、昨年末に契約解除を言い渡された。派遣会社は1月26日までに寮から退去するよう猶予期間を設けたが、その期間中に売却してしまった。
同27日に派遣会社のスタッフが退去確認のため部屋を訪れたところ、あるはずの大型家電2つが消えており、警察に被害届を提出したという。
その後、八木容疑者とは連絡が取れない状態が続いていたが、良心がとがめたのか、今月に入り「きちんと謝りたい」と派遣会社に連絡。約束場所にちゃんと 現れる律義ぶりだったが、面会したスタッフが同署に通報。ご用となった。調べに対し「生活に困ってやった」と供述。逮捕時の所持金はほとんどなかった。
八木容疑者は2006年ごろに人材派遣会社に登録、三重県内で働いた後、08年6月からこの工場で働いていたという。
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