2009-02-20

2月19日:中国大陸株式市場反発、政策期待から電子部品関連に買い

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2月18日、中国大陸株式市場は3日ぶりの反発。上海総合指数は2227.13ポイントで取引を終えた。
国務院常務会議で、国内電子情報産業振興政策が審議され、大筋でこれを承認されたことを材料に、政策期待から電子部品関連株が買われた。方正科技4.09%高、宝信ソフトが6.02%高となっている。
そのほか、鉄鋼株も上昇。同じく政策期待から買われた。宝山鋼鉄は4.18%上昇、武漢鋼鉄は3.86%上昇。鉄鋼業振興計画では、業界内の再編も盛り込まれており、宝山鋼鉄グループ、鞍本グループ、武鋼グループなど、5000万トン規模の鉄鋼企業へ産業の競争力を集約する方針。
銀行株は、業界アナリストの、「新規融資は2009年3月をピークに徐々に減少する」との観測から値を下げている。招商銀行は1.58%安、北京銀行は4.17%安となった。
セメント、旅行、機械製造、証券、電力、建設株なども小幅に上昇した。
深セン成分指数は8213.90ポイント、前日終値比1.61%上昇。上海・深セン両市場をあわせた売買代金は1707億元(約2兆3385億円)、前日比19%縮小。
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