2009-02-26

1月の日本人出国者数は12.9%減、訪日外客も18.4%減

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日本政府観光局(JNTO)によると、2009年1月の日本人出国者数は前年比12.9%減の117万9000人となり、21ヶ月連続で前年を下回る結果となった。JNTOでは、景気減退や円高が継続したため輸出産業の収益が悪化し、国内では不況感が浸透、これにより消費マインドが冷え込み、海外旅行の手控えにつながったと分析。一方、急激な円高により海外旅行に割安感がはたらき、韓国など一部の近距離旅行地では旅行需要が増加、オーストラリアの格安航空会社(LCC)が2008年12月18日から成田へ乗り入れておりオーストラリア旅行も注目されたと指摘する。

 また、訪日外客数は 18.4%減の58万1000人で、6ヶ月連続で前年割れとなった。特に、11月以降は2ケタ減が続いており、景気後退による消費の手控えや円高の継続が影響している。具体的には、ウォンやオーストラリアドルなどに対する円高や、韓国や中国などにおける公務旅行の自粛、台湾やタイ、カナダなどのフライトの縮小などが要因だという。旧正月の休暇需要や日本ブームなどもあったものの、訪日外客数の増加にはつながらなかった。

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