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NHK教育テレビの料理番組「きょうの料理」で紹介する料理の食材の量が、これまでの4人分から2人分に変更される。3月30日放送分からで、見直しは44年ぶり。
NHKによると1957年の番組開始当初は5人分だったが、核家族化の進行で65年から4人分に減ったという。その後も実態に合わないとの理由で、見直しが議論されたが、一家だんらんのイメージが損なわれるとの意見が根強く、見送られていた。今後は2人分を基本にしながら、料理に応じて柔軟に対応する。1世帯の平均人数は05年の国勢調査で2・6。同番組の湯川英俊プロデューサーは「少子化で世帯人数が減少傾向にあることに加え、廃棄される食べ物が増える状況で食物を大切にする姿勢を示した。テキストの読者アンケートでも2人分を望む声が増えていた」と説明している。【佐々本浩材】
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2009-02-19
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