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東証1部上場のベアリングメーカー「日本トムソン」(本社・東京都港区)の姫路工場(兵庫県姫路市書写)で働く派遣労働者が、契約期間満了を待たずに契約解除になったことに対し、同社の正社員で構成される労組「全日本金属情報機器労働組合(JMIU)日本トムソン支部」が16日、派遣切りの撤回と正社員としての雇用を求める要求書を同社に出した。また兵庫労働局に直接雇用を命じる指導、勧告を行うよう求める文書を提出した。正社員と派遣労働者の“共闘”は全国でも珍しいという。
組合によると、同社は今月3日、4月からの減産を理由に契約期間満了を待たず同工場で働く派遣労働者15人全員の契約解除を派遣元の人材派遣業者に通告。業者は同日、全員に3月末で解雇予告を通知した。
解除通告を受けて15人のうち13人が労組に加入し、13日に開いた労組臨時大会で、派遣社員とともに行動することを決めた。
解雇予告を受けた派遣社員で、6カ月の子を持つ藪下秀和さん(21)=姫路市=は「いずれは社員になれると信じて仕事を覚え、生産に貢献してきた。僕はいらなくなった物や消耗品ではない」と話した。
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