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山梨県内に住むラテン系外国人が21日、雇用確保などを求めて甲府市内をデモ行進した。
集まったのは日系ブラジル人やペルー人など約60人で作る「SOS外国人」。「じゅうたく」「きょういく」などと書かれたパネルを掲げ、「使い捨てやめろ!」「仕事したい!」と訴え、甲府駅前の信玄公像から同市役所前まで練り歩いた。
デモに参加した日系ブラジル人のヒラヤマユリコさん(41)(中央市布施)は昨年12月、食料品製造会社から「仕事がない」と突然解雇されたという。「ずっと仕事を探しているが、なかなか見つからない」と途方に暮れていた。
県民情報プラザの前では、代表で日系ブラジル人の正木クラウジオさん(31)が、県労政雇用課の塩谷雅秀課長に日本語を学ぶ機会と仕事を求める要望書を手渡した。正木さんは「景気悪化で(家賃を払えずに)家を追い出された人もいる。ほんの少しでもいいから仕事を分けて」と訴える。
ラテン系外国人を支援している加藤順彦さん(63)は「外国人たちはこれまで熱心に働いてきたのに不況になったとたん、厳しい暮らしを強いられている。行政はこの現実を直視してほしい」と話している。
(2009年2月22日10時51分 読売新聞)
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2009-02-23
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