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回答者の4割が失職中
大泉町は25日、景気悪化を受け、主に町内や太田市に住む日系ブラジル人ら外国人を対象に行った緊急アンケート調査の結果を発表した。回答者の4割が仕事を失っていたほか、7割以上が早急に日本語の習得を希望していることがわかった。
調査は今年1月中旬から2月上旬にかけ、町役場などを訪れた人や、公立学校やブラジル人学校などに通う子どもたちの保護者に回答用紙を配布し、記入してもらった。同町内には約7000人の外国人が住んでいるが、アンケートには477人が回答した。
調査時点での仕事の有無を尋ねたところ、「ある」と答えた人が289人(60.6%)に対し、「ない」は187人(39.2%)で、うち132人(70.5%)が昨年10月以降に失職したと回答した。希望する仕事がなければ帰国を考えるかについては、「考えていない」が247人(51.8%)と、「帰国したい」の177人(37.1%)を上回った。
日本での滞在年数は、「5~10年」が93人(19.5%)、「10年以上」が265人(55.6%)。また、「通訳なしでも日本語が話せる」と答えた人は163人(34.2%)、「少しできる」は267人(56%)にとどまり、「日本語をすぐにでも勉強したい」と答えた人は354人(74.2%)に上った。
調査結果について、長谷川洋町長は、「日本語を勉強する環境を整えることが支援に結びついていく。国にもすでに要望しているが、県やハローワークとも連携していろんな角度から支援していきたい」と語った。
(2009年2月26日 読売新聞)
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2009-02-26
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