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【台北=栗田秀之】深刻な不況から失業率が悪化する台湾で、軍人学校の入学希望者が増えている。高学歴者が就職先に困る実態を目の当たりにして、学費免除の上、卒業後の就職が保証されるとあって、現実的な選択をする受験生も少なくないようだ。
週末、各大学を紹介する「大学博覧会」が台北と南部・高雄で開かれ、軍人学校(四年-七年制)のブースは大人気だった。報道によると、昨年は四千人余りだった志望者が今年は五割以上増加する見込みという。
少子化の中、各大学は学生確保に四苦八苦している。そんな中、軍人学校は学費が免除され、月々一万四千台湾元(約三万七千八百円)の生活費も支給されるとあって、不況にあえぐ親をおもんぱかる受験生には魅力だ。職業軍人として就職先も確保されている。
国防部は十年前に国軍人材招募センターを設立し、人材の「質と量」の確保に努めている。各種イベント会場にブースを設け、模擬戦闘機器の体験などで若者たちの関心を引いている。
国防部は「軍人学校は民間に匹敵する一流の教官と施設を整えている」と強調。受験生の中には「生活の規律訓練」を志望理由に挙げる者もいるという。
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2009-02-24
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