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派遣切りに遭った離職者や就職先が決まっていない新卒者などを対象にした合同相談会が15日、鯖江市嚮陽(きょうよう)会館であった。ブラジル人ら外国人労働者も含めて1000人が訪れ、事業所担当者と面接したり、法律専門家に職場での悩みごとを相談したりした。
ハローワーク武生が同会館で同日開いた就職面接会に合わせ、県や市町などでつくる県労働相談窓口連絡協議会が企画。福井市で開いた1月の相談会に続く開催となった。
丹南地域の52事業所が参加し、パートを含め、346人を求人。事業所数は昨年10月にハローワーク武生が行った就職面接会並みだったが、これまで一けたの介護・医療が11事業所と増えたのに対し、製造は9社とほぼ半減した。
求職者は受け付けで渡された冊子を見ながら、希望する事業所のブースを次々と訪問。営業と配送の計2人を採用予定の運動着製造販売会社「グリンズ」は列ができ、奥山巧社長(71)ら3人が求職者80人と面談した。
奥山社長は「メーカーの出展が少ないから集中したかも」と驚きつつ、「営業を強化したいのでパワーのある人材を正社員で雇いたい」と話した。
転職先を探しに来た越前市の会社員男性(30)は「目当ての不動産会社がなかった」と残念がりつつも「今いる会社も経営状態は不安定。4月から働けるよう営業や配送の職を見つけたい」と語った。
会場内では通訳を介して就職や住居の悩みを相談するブラジル人ら外国人のほか、社会保険労務士に給与の遅配や未払いへの対処法を相談する人の姿もみられた。 (原田晃成)
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2009-02-16
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