春日部労働基準監督署(埼玉県春日部市)は5日、不当に安い賃金で中国人技能実習生を働かせたとして、最低賃金法違反の疑いで縫製会社2社と、両社を経営する男性社長(68)を書類送検した。社長は容疑を認めているという。
書類送検されたのは、同県宮代町の「鈴木縫製」と春日部市の「アトリエヒロ」。
調べでは、2社は技能実習生として雇った中国人女性計10人に対し昨年6月、埼玉県の最低賃金の時給702円に満たない時給約300円(月額約6万円)しか支払わなかった疑い。
社長は実習生の受け入れを始めた平成14年から、両社を含む3社で同様の違反を続け、賃金台帳も最低賃金を支払ったように偽装していたという。
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