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中国気象局のウェブ サイトのニュースによると、降水量が異常に少ないうえ、昨年同時期より平均気温も高いため、中国の12の省は深刻な干害にさらされている。中国北部地区の 冬まき小麦産地の干ばつ状況は30年ぶりの規模で、小麦の主産地の干ばつ状況は50年ぶりの規模であるといわれる。
国家洪水・干害防止総指揮部は2月4日にスタートした2級干害防止警報に応えて、5日全国の8つの省の冬まき小麦主産地の検討会を開き、1級干害防止警報を発布した。これは『国家洪水・干害防止緊急対策』では最高レベルのものである。
2008年11月から、華北地区の大部分、黄河、長江および淮河流域などの冬まき小麦産地の降水量は昨年同期より5割ないし9割減少、山西省の中部、河北省の中部-南部、河南省の北東部と安徽省の北西部などの降水量も9割以上減っている。
統計データによると、2月5日までのところ、全国の干害をこうむった作物の面積は1億5500万ムーで(1ヘクタールは15ムー)、429万人と、 207万頭の家畜が干害で飲み水にも困っている。干害をこうむった冬まき小麦の主産地の面積は1億4300万ムー、4653万ムーは重度干害、116万 ムーの麦畑の麦の苗が枯れてしまった。
農業部は、「移動式灌漑機の数を増やしており、灌漑する能力を高めることにつとめ、気象部門と積極的にタイアップして、適時に人口降雨作業を行うべきである」としている。
財政部は2月5日、「各地に干害を防止、苗を保護し、生産の回復をサポートするために、さらに3億元の特大干害補助金と農業生産救助金を支給すること」を明らかにした公表した。財政部は現在までのところ、すでに4億元の特大干害補助金と農業生産救助金を支給した。
また、財政部は「各地は積極的に資金を調達し、干害防止資金の支給をさらに増やし、適切な措置をとって、できるだけ早く資金を支給するよう」求めている。
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2009-02-09
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