景気悪化で職を失った外国人の再就職を支援するため、「とやま国際センター」(富山市)は5日、高岡市東部公民館で日本語教室を緊急に始めた。参加者は26日まで週3回ずつ計10回、面接で必要な言葉や職場で使う頻度が高い日本語などを集中的に学ぶ。
同センターの西弘悦事務局次長によると、昨年末頃から、「失業したが日本語が分からず仕事を探せない。日本語を毎日でも勉強したい」などと訴える 外国人のの電話が目立ってきた。製造業で派遣労働者として働いていた日系ブラジル人が失職している場合が多く、県内に約4000人いるブラジル人の約半数 が住む高岡市で日本語教室を開くことにした。
教室には、ブラジル人34人など計36人が受講を申し込み、30人以上が集まった。参加者は日本語講師から、朝夕のあいさつの言葉や自己紹介などを教えられ、隣同士で話すなど熱心に習っていた。
教室は毎週月、火、木曜日の午後3時から2時間ずつ開かれる。受講無料。2回目以降からの参加も受け付けている。問い合わせは同センター(076・444・2500)。
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