県内の派遣・請負事業所で働く外国人は2008年10月末現在、2万240人で、外国人労働者全体に占める割合は64・4%と、全国最高だったことが静岡労働局のまとめで分かった。
外国人労働者数は3万1453人で、東京都、愛知県に次いで3番目。ブラジル人が1万7636人(56・1%)と最も多く、中国人5241人(16・7%)、フィリピン人2555人(8・1%)、ペルー人1659人(5・3%)の順だった。
製造業が1万8236人(58%)に上り、そのうち自動車関連の輸送用機械器具製造が9241人と最多だった。
輸送用機械器具製造で働く外国人では、派遣・請負労働者が6487人(70・2%)に達し、県の基幹産業が、非正規雇用の外国人に頼っていることが浮き彫りになった。
事業所規模では、50人未満の小規模事業所で働く外国人が1万2434人で4割近くを占めた。
ハローワーク別では、浜松が1万3857人(44・1%)で、沼津3513人(11・2%)、磐田3273人(10・4%)、掛川2106人(6・7%)が続いた。
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