2009-01-16

シンポジウム:外国人の雇用考える--コラッセふくしま /福島

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 外国人労働者を巡るシンポジウムが昨年12月、福島市三河南町の「コラッセふくしま」で開かれた。外国人を取り巻く厳しい雇用環境について、参加した市民約70人を含め活発な意見が交わされた。

 「県男女共生センター」公募研究グループ(坂本恵代表)が開いた。パネルディスカッションで、日本語教室を開く「やまびこねっと」の川崎香さん (48)は、「中国残留孤児の2世や外国人は、介護の資格をとっても日本人ではないと採用を断られる。働きたくても働けず、普通の社会生活ができない」と 訴えた。会場の男性からは、「労働者に権利があることを外国人は分かりづらい。外国人向けの労働基準法の冊子が必要」との意見が上がった。【蓬田正志】


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