今年県内で成人となる男女は3万9635人(男2万343人、女1万9292人)だ。少子化を反映して前年より1408人少ない。12日の成人式 を前に、2日には浜松市天竜区・佐久間地区で、3日には静岡市で一足早く成人式があり、大人の仲間入りをした男女が祝い合った。
静岡市の式は駿河区池田のグランシップで行われ、振り袖姿の女性やはかま姿の男性ら約3400人が参加した。新成人が企画・運営する実行委員会に よる手作りの式で、1部で小嶋善吉市長らがあいさつなどをし、2部で母校の恩師からのビデオレターの上映会やプレゼント抽選会などがあった。
同市清水区の大学生、土屋早代さん(20)は「20歳らしく責任を持った行動を心がけたい」、深沢友理さん(20)は「何でもこなせる自立した女性になりたい」と話した。
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県教委によると、新成人数が最も多いのは浜松市の7986人。静岡市の7218人、富士市の2705人、沼津市の1993人と続く。また100人以下の自治体は4町で、最も少ないのは松崎町の61人。
成人式は全市町で開催され、ピークの11日には37市町で行われる。地区ごとに式を開催する浜松市では41会場で行われる。
また、昨年合併した旧川根町、旧富士川町、旧由比町、旧大井川町と、今年1月1日に合併した旧岡部町は、それぞれ新市で成人式を行う。【浜中慎哉、松久英子】
毎日新聞 2009年1月4日 地方版
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