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外国人登録証明書などの偽造書類を作っていたとして、警視庁と千葉、埼玉両県警は有印公文書偽造の疑いで、千葉県市川市市川南の無職、林伝興容疑者(29)ら中国人の男4人を逮捕した。
警視庁などは、昨年4月から今年1月までに700人分の書類1300通を偽造し、約1200万円を得ていたとみて調べている。
警視庁組織犯罪対策1課の調べによると、林容疑者らは昨年8月ごろ、千葉県船橋市のマンションで、不法残留の中国人の男(36)=入管難民法違反容疑で逮捕=の外国人登録証明書、就労資格証明書、登録原票記載事項証明書を偽造した疑いがもたれている。
同課によると、4人は5000円から1万6000円で偽造書類の作製を請け負い、外国人登録証明書などのほか、パスポートや運転免許証、学生証なども偽造。林容疑者の自宅から、偽造書類を作るためのマニュアルを押収。マニュアルにはパスポートや学生証に使われる用紙の説明や、都内や近県の市長や区長の名前一覧などが書かれていた。
4人はインターネットのチャットで客を募り、量販店で書類の原材料を購入。公衆トイレで客に受け渡すなどしていたという。
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2009-02-17
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