Ｏｈ！ＳＵＳＨＩのＤＶＤ作製 外国人に“本物”紹介

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　すしの作り方やマナーを職人が教えてくれる外国人向けＤＶＤを名古屋市の番組制作会社が作製した。「海外でも“本物”を知ってほしい」との思いからだ。同市内の書店、中部国際空港や成田空港内の免税品店をはじめ、米国でも１日、販売を始めた。

　ＤＶＤは約四十分で一枚千五百円。すし店主らでつくる全国すし商生活衛生同業組合連合会の海外渉外担当が監修し、実演で、米の研ぎ、巻きや握りのこつ、カウンターでの注意やしょうゆの付け方まで、初心者向けに編集している。英語と日本語の二カ国語。

　作製したメディアジャパンの宮崎敬士社長（４３）は「すし文化は日本の誇り。世界中でブームだが、海外では、酢も打たず、米の上にただネタを載せただけのすしもあれば、カウンターの上に客が座っているのを見たこともある」と話す。

　すしのほか「メイクジャパン」シリーズとして着付けやお茶、折り紙を教えるＤＶＤも同時発売。日本に関心ある外国人のほか、海外で日本文化を紹介する機会の多い日本人留学生や、英会話学校などでも需要があると見込む。

　大手書店、丸善（名古屋市中区）では三階に同シリーズの専門コーナーを設置。大西繁樹グループ長は「留学生が帰国する夏休み前は例年、すしや折り紙の作り方の本がよく売れる。本を見るだけでは実際に作るのは難しいとの声もあったので、反響は大きそう」と話していた。

　同シリーズの問い合わせはメディアジャパン企画販売部＝電０５２（２３８）９７７７＝へ。

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