2008-07-29

酒造あさ開、日本酒の海外販売を拡大 中国・ロシアに出荷

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岩手県の酒造会社最大手、あさ開(盛岡市、村井良隆社長)は、日本酒の海外販売を拡大する。米国などに続き、今年6月には富裕層が増えた中国向けに出荷を 開始。9月をメドにロシアでも販売を始める。国内消費が低迷する一方で、海外では和食がブームになり日本酒の需要が高まっている。海外の販路を拡大し今年 度は海外販売比率を5%、販売金額で約7000万円を目標にする。

 中国やロシアでは日本の現地駐在員や出張者のほか、富裕層の増加で和食需要が高まっており、すし店や高級和食系飲食店向けに出荷す る。出荷の主力商品は現在、東京や米国など地域限定で販売している純米大辛口の「水神」。純米酒としては日本酒度が最も高いプラス10で、辛口好きの外国 人に好まれるという。

 国内の販売価格は720ミリリットル入りで1260円。だが、例えば米国では約80ドルと高級酒の扱いになっている。このため商品の鮮度に配慮し、国内の出荷から現地までは冷蔵トラックなどを使用して常にセ氏2―5度に保つ。
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