電子部品大手のTDKは欧州の電子部品最大手、独エプコスを買収する。買収金額は1500億―2000億円になる見込みで、電子部品業界のM&A(合 併・買収)としては過去最大規模。家電など民生機器中心の事業領域を買収によって産業機器に広げ、国際競争力を強化する。TDKをはじめとする日本勢は電 子部品市場をリードしているが、アジア勢の追い上げや過当競争による収益性の低下に直面している。TDKの大型買収が世界的な業界再編の呼び水になる可能 性もある。
31日にも発表する。近く独フランクフルト市場に上場するエプコス株のTOB(株式公開買い付け)を開始。友好的に株式の過半数を取得し、早ければ今秋にも子会社化する。買収後は両社の部品事業を一体運営し、相乗効果を高める。●●コメント●●
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