【モスクワ24日加藤雅毅】ロシアのメドベージェフ大統領は二十三日、政府の人事に関する会議で「今は地方の知事の候補を探すことすら難しい。ベンチに控え選手がいない状態だ」と人材不足を嘆き、有用な人材確保のためのデータベース作成などを指示した。
タス通信などによると、大統領は公務員給与引き上げや民間からの登用の必要性を指摘。公務員に異動や転勤がほとんどないことが、わいろ横行などにつながっているとして、見直しを指示した。
プーチン前大統領(現首相)は、かつて勤務した旧ソ連の国家保安委員会(KGB)などの人脈を生かし人材を確保した。法律家出身のメドベージェフ氏が自前の人事をどう行うかが注目されている。
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