2008-07-29

ヤマキ、上海に販社 中国市場開拓を強化

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 削り節・つゆ大手のヤマキ(愛媛県伊予市、城戸善浩社長)は中国で削り節や風味調味料などの販売を強化する。今春に上海市に設立した全額出資の販売会社 「雅媽吉(やまき)(上海)商貿」が8月8日に営業を始め、中国国内のスーパーや飲食店、日系の食品加工会社などへ拡販する。2011年に2億円の売上高 をめざす。

 雅媽吉商貿の営業開始を28日、発表した。削り節の丸啓鰹節(静岡県御前崎市)と共同出資で上海に設けた製販会社「丸啓水産品加工 (上海)」で生産した花カツオ、カツオパックなど削り節を販売する。日本食人気の高まりを追い風に、ヤマキブランドの浸透を狙う。同時に丸啓水産品加工で 風味調味料のだしの素(もと)の生産を始め、現地で販売する。

 中国での営業強化だけでなく、将来は中国で生産した削り節や風味調味料を、雅媽吉商貿を通じて東南アジアや米国など中国国外に向けて販売する。日本で生産した同社製品の中国での販売も担う。

 雅媽吉商貿は今年4月にヤマキが全額出資して設立した。資本金は20万米ドル。常勤の役員を含めて6人体制で営業活動する。
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