日本軽金属はベトナムで双日や現地化学メーカーと進めていたアルミニウム原料工場の建設計画から撤退する。約400億円を投じ2011年にも年55 万トン規模で生産を始める計画だったが、資材高などで工場建設資金が膨らむ可能性が出てきたことや世界景気の不透明感から採算確保は難しいと判断した。日 軽金は子会社の新日軽の再建を優先させる方針で、浮いた資金を活用してリストラを加速させる。
新工場で生産を予定していたのはアルミの中間原料になる水酸化アルミニウム。原料となるボーキサイトを精製して製造し、建材に混入する難燃剤や浄水施設で水のにごりを取り除く水処理剤などに用いる。(07:00)
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