2008-07-04

下関市がインドネシアから漁業研修生12人を受け入れ

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下関市は、インドネシアから漁業研修生12人を受け入れた。外国人の漁業研修生受け入れは初めてで、漁業技術を伝えて国際貢献を果たし、地域の活性化にもつなげるのが狙い。12人は現地の水産高校に通う18~21歳で、江島潔市長を表敬訪問した。

 市と県、下関水産振興協会、県以東機船底曳(そこびき)網漁業協同組合でつくる「受入協議会」が実施。研修期間は1年で、最初の1か月半で日本語や漁法を学んだ後、沖合底引き網漁業の乗船実習などを行う。

 陸上にいる間は、協議会が準備したアパートに住み込んで自炊生活を送る。市からは1人当たり月4万円の研修手当を受ける。総事業費は1400万円。

 市役所では、江島市長が「将来、インドネシアの水産業のリーダーとして活躍できるよう、有意義な研修にしてほしい」と激励。研修生は今春から勉強してきたという日本語で自己紹介し、スギオノさん(19)が「下関の水産技術をしっかり学びたい」と決意を述べた。

 研修後、技能評価試験に合格すれば、技能研修生として船主と雇用契約を結び、最長で2年間、滞在を延長できる。


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