国外交省領事司の責任者は29日、オリンピック期間に選手、関係者および観客に安全で適切な環境を確保するため、外国人入国ビザに対して適切な措置をとることを明らかにした。外交省の公式ウェブサイトが伝えた。
同責任者によると、オリンピックなど大規模な国際大会において主催国が同様の措置をとることは通常のことで、中国も国内の法規に従い、外国人入国ビ ザに関する適切な措置をとるという。ビザ申請は個人の情況と訪中の目的の違いによって、それぞれインビテーション、親族関係証明、中国で宿泊するホテルの 予約、往復航空券などの資料を提出し、それによって身分および訪中の目的を確認するという。
また同責任者は、中国がオリンピック期間中にマルチビザの発給停止、ビザ発給数の制限などを行うのではないかとの報道が最近なされていることに対して、「これら報道には根拠がない」と述べた。
中国は今後も条件を満たしさえすればマルチビザの発給にもビザ発給数にも制限を加えることはないという。ビザの発給、種類、期間に関しては、中国の大使館員や領事館員らが関連法規および申請者の具体的情況によって判断するという。
同責任者は、「スムーズな中国入国を確保するためにも、外国人は事前に国籍のある国あるいは長期居留地において申請資料を準備し、中国入国ビザを取得しておいたほうがいい」と提案した。(日中経済通信05月30日)
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