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中国で20年もの間発行されている一般社会人に向けの日本語教材が発行部数700万部を超えた。これは日本語を独学する80%以上の中国人が選ぶといわれる「中日交流標準日本語」という教材である。
1988年の初版から、今年でちょうど20周年を迎えるこの教材は、中国で学校教育を専門とする出版社「人民教育出版社」と日本の光村図書出版株式会社が共同で編さんしたもので、多くの言語学者や日本語教師が3年の時間をかけて作り上げたものだという。
25日、20周年記念式典が北京人民出版社で行われ、中国教育部や外交部、新聞出版総署、日中友好協会および光村図書出版株式会社の代表らが記念式典に出席し、駐中国日本大使館の道上尚史公使が挨拶を行った。
なぜ、この日本語教材が中国の日本語学習者に愛読されているのかという理由について、人民教育出版社日本語編集室の唐磊教授は、「この教材は中国人に向けて研究開発されたもので、中国人学習者の希望や要望にこたえている教材だからではないか」と述べた。
※この記事は、中国で唯一対外放送を行う国家放送局の「中国国際放送局(CRI)」による提供です。現在、38の外国語、中国国内の4つの方言と43の言語で、世界200以上の国と地域に向けて放送しています。URL : http://jp1.chinabroadcast.cn/
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2008-06-26
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