2008-06-24

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中国人学生が韓国に集まっている。韓国国内の外国人留学生は昨年初めに3万人を超えた。うち6割以上の2万人が中国人留学生だ。

中国人が好む留学地域でみると、米国(2万5900人)に次ぐ2番目で、日本(1万5915人)よりも多い。


中国人学生が留学先として韓国を好む理由は大きく4つ。


まずは就職。韓中間の貿易額は昨年1300億ドルを超えた。

欧州連合(EU)米国日本香港東南アジア国家連合(ASEAN)に次いで6番目となる。国交樹立20周年を迎える2012年には2000億ドルに達する見込みだ。

毎日平均1万2000人の韓国人が中国を訪れ、交流が活発になり、韓国語と中国語を駆使し両国を理解できる人材が必要になっている。三星(サムスン)電子、北京現代(ヒョンデ)自動車、LG電子など中国国内の韓国企業は中国人大学生の就職人気企業10位に入る。


2つ目は韓流。大衆音楽ドラマ映画分野で韓国の影響力は大きい。特に学生はそうだ。その結果、音楽や美術を専攻する学生の相当数が韓国留学を夢見ている。


北京の留学専門相談業者、世紀留学公司の姜菲韓国部部長は「昨年の場合、約5000人の高校卒業生が中国の大学に進学する

代わりに韓国留学を選んだ」とし 「高校卒業生のほか、大学在学生の韓国留学、特に芸術方面の留学は爆発的に増えるだろう」と予想した。


3つ目は入学しやすいという点だ。ほとんどの韓国大学は中国人留学を招致する際、韓国語駆使能力を厳格に要求しない。その代わり大学に韓国語研修課程を設置し、適応を支援する。言語研修を終えた後に本科課程に入学する手続きを踏む。韓国人の中国留学と似ている。

韓国大学の豊富な奨学金も中国人学生を引き込んでいる要因だ。中国人が韓国で留学する場合、学費だけで年間2万-4万元

(約30万-60万円)が必要になる。



これに年間生活費3万元を合わせると、中国人学生にとって相当な金額となる。しかし韓国大学の奨学制度を効果的に活用すると、学費を半分に減らすことができる。


韓国国内の漢潮(中国語ブーム)のおかげで中国語を教えながら学費を稼ぐ道も開かれている。

姜菲部長は「中国人留学生の場合、韓国で中国語を教えるだけでも生活費と学費を稼ぐことができる」とし「中国人留学生が韓国行きを決めるのもこうしたメリットがあるため」と説明した。


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