2008-06-24

銭湯でニッポンの移民政策を考えよう

:::引用:::
 自民党が「移民1000万人受け入れ」を提案している。民主党も「外国人3000万人をステイさせる」と提言している。

 ネット上、特に2ちゃんねるなどではこの制度にとても批判的だ。理由は、最も多くなるであろう移民が、「中国」「韓国」「ブラジル」からの人々になると思われる事だ。

 中国と韓国は「愛国教育」などと称して、日本に対して悪意を抱くような教育を実施している国であり、そのためか日本で犯罪を犯す人がとても多い。

 ブラジルは日系人の移民が多いが、現在、すでに静岡などでは文化の差による問題が起きていている。また、その移民してきた本人はもちろんの事、その子どもたちの教育に対して自治体も政府も放置状態である。その結果として、ブラジル人移民による犯罪も増えている。

  ◇

 私は銭湯愛用者だ。1人暮らしを初めてからずっと銭湯を利用している。

 私が愛用する銭湯に来るのは、日本人だけではない。

 オーストラリア人、アメリカ人、フランス人、もちろん中国人、韓国人、ブラジルの人もいる。ネパール人とインド人が一緒に湯船に入る事もあるが、だからと言って国際問題が起きることはない。むしろみんな、仲良くなる。

 問題は、全く別の次元で起こる。

銭湯ルール=日本の秩序

  例えば、体を洗い流す事なく、汚れたまま湯船に浸かる人がいると、口論になる。また、タオルを湯船に入れるのは、銭湯では御法度だ。子どもが湯船に飛び込 みをすれば、注意される。熱いお湯が好きな人が入っている時に、大量の水を湯船に入れてぬるめようとする人がいると、口論になる。脱衣場で体が濡れたまま 上がってきて、床をびしょ濡れにしたまま帰ろうとすると、怒られる。等々……。

 日本人でも上記のような事をすれば注意される。当然だ。

 ところが、注意するといわゆる逆ギレする人もいるし、反撃してきて大喧嘩になる事もある。

 私が通っているその銭湯で、ふと、お風呂仲間と移民政策の話題になった。

 全員一致の結論はこうだ。

 「お風呂が好きで、ルールを守れるような移民なら何人来てもらっても構わないが、ルールが守れないような人は日本人でも来て欲しくない。」

 とても明確、的確な結論だと思う。

銭湯は裸で社会のルールを学べる場所だ(写真はイメージ)
 実際、何度お風呂の使い方を説明してもタオルを湯船につける中国人女性がいて、結局、出入り禁止になってしまった。

  しかし、日本人で迷惑行為をして出入りを禁止されている人は、もっとたくさんいる。子どもがいくら騒いでも良しとする、いわゆる「モンスターペアレント」 とその子どもは、「2度と来るな!」と他の客に罵倒された。その親は店に苦情を言ったが、店側は「ルールが守れないなら来ないで下さい」と冷静に対応し た。

 日本を愛し、日本独自のルールが守れる人ならば、移民には大賛成だ。しかし、日本に敵意を持って来て、ルールを犯すような人は、移民でなくとも入国させるべきではない。

 また、日本に敵意を持つならば、日本人であっても日本から出て行って欲しい。

 「日本」を「銭湯」と置き換えて考えれば、そういう事だ。

 移民を受け入れるには、正しい同化政策と、日本に対する愛国心を持ってもらう必要がある。

 しかし、日本は「同化」「愛国」という言葉自体にアレルギーの様なものがある。でもこれは、銭湯的に言えば、「楽しく入浴しろ。ルールを守って利用して、他の人と仲良くやれ。トラブルは起こすな」というだけの事である。

  ◇

 自民党や民主党の偉いさん方は、連日銭湯に入るような連中ではない。だから、銭湯などから見える庶民レベルの問題は見えてないのだろう。意外と、自民党や民主党の偉いさん方が銭湯でルールを破って偉そうにして、一度で入店拒否されるタイプかもしれない。

●●コメント●●

0 件のコメント: