政府は20日午前、観光立国推進戦略会議(座長、牛尾治朗ウシオ電機会長)を開き、10月の観光庁発足に合わせ、訪日外国人数を2020年に2000万 人まで増やす中期目標を掲げることを決めた。7月中をメドに作業部会を立ち上げ、目標達成のための具体的な取り組みを検討する。
07年の訪日外国人数は835万人で、中期目標はこれを10年余りで約2.4倍にする意欲的なもの。作業部会では外国人観光客が訪れやすい観光地をどう 育てるかがテーマになる。例えば観光施設や交通機関の案内表示を多言語化するといったインフラの整備に加え、多言語で観光案内ができるようにするなどのソ フト面での対応を検討する見通し。
会議ではさらに「日本人が観光を楽しみやすくなるよう休暇制度を見直すべきだ」といった意見や、「観光意識を高めるために出国する日本人数を増やす必要がある」といった声が出た。●●コメント●●
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