2008-06-27

「AV王国」日本なぜ圏外?「エッチな国」4位の中国で論争―国内BBS

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2008年6月25日、世界的な男性向けウェブサイト「AskMen(米FOX系列の男性向け情報サイト)」に先日掲載された「世界で好色な国ベスト 10」が、シンガポールのメディアを通じて国内に紹介されたが、中国が4位にランクインした結果に多くの国民が不満を持ったようだ。北方網の報道。

中国が4位にランクインした理由は「世界で販売されるアダルトグッズの7割を生産していること」「性の解放が加速化し、過去8年で北京市に 5000軒のアダルトショップが開店したこと」が挙げられているが、ネット上では「不条理な理由」と反発の声が大きい。一方で、「世界のAV大国・日本が ランクインしないのは何故?」との声がネット上で高まっている。

中国人が日本人を「好色」と考える原因は、質・量ともに世界最先端をいく日本製アダルトビデオの存在が大きい。中国の男性も多くがその恩恵に授 かっていることから、その固定観念は覆しがたいと思われる。あるネットユーザーはBBS上で「日本のAVを見れば、日本人がどれだけ性に飢えているかを思 い知る。見た目は控えめにとりつくろっていても、頭の中は卑猥なことでいっぱい。男尊女卑の根強い日本には、男性を満足させる“おもちゃ”で溢れている」 と発言。これが大方の中国人の見方だろう。

しかし一方で、日本の社会背景や実情をよく理解するネットユーザーからはこんな意見も。「日本人が“好色”なのはAVの世界の中だけ。一般市民の 多くは実に保守的だし、中国と同じように、一部の若者が性に対して比較的オープンなだけだ」。ほかには「ストレス過多の日本社会では、むしろセックスレス が問題になっている。高齢化社会を見てもわかるだろう」としている。また、ストレス社会を背負う日本人男性に同情的な意見も。「働きバチの日本人男性は毎 晩残業に残業を重ね、やっと開放されても上司のとのお酒のつきあいが待っている。ストレスのはけ口を求めてAVや援助交際、いかがわしいアニメやゲームが 流行するのも無理はない」。中国人の日本に対する極めて一方的な見方は、だいぶ変化してきているようだ。(翻訳・編集/愛玉)
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