2008-06-02

電線大手、ベトナムに車用ワイヤハーネス生産工場を相次ぎ開設

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 大手電線メーカーはベトナムに自動車用ワイヤハーネス(組み電線)の生産拠点を相次いで開設する。古河電気工業は08年度中に工場建設に着手するほか、 フジクラは早ければ年内に工場を稼働する。車載用ワイヤハーネスの製造は労働集約型のため人件費の安い海外生産が大半で、日本を含むアジア向けは人件費の 上昇する中国から東南アジアへの生産シフトが進む。電線各社は自動車部品を重点事業に掲げており、アジア、東欧、北アフリカと安価な労働力を求める動きは 今後も続きそうだ。
 古河電工はベトナムで2拠点目の車載用ワイヤハーネス工場を建設する。投資額は20億円前後と見られる。国内向けにワイヤハーネスを製造する既存の工場が南部のホーチミン市にあるため、新工場の建設地は管理しやすい中・南部が有力だ。生産開始は09年度になる見込み。
(掲載日 2008年06月02日)
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