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メイテックは中国国内に現地資本と合弁で設立した技術者育成の子会社すべてを全額出資に切り替えた。同社は日本で直面する技術者不足への対応のみならず、 設計開発機能の中国シフトをにらみ、中国人技術者の派遣事業を拡大している。完全子会社化により、人材活用の成否を握る教育ノウハウの流出を防ぎ、機動的 な子会社運営を狙う。人材サービス大手はアジア地域での派遣や紹介事業に相次ぎ参入しているが、自前の教育子会社を持つのは珍しい。
メイテックは中国の理工系大学卒業生のうち日系企業への就業意欲の高い人材を選抜。機械や電気といった実践教育に加え、日本での業務遂行に必要な研修を実施し、自社で正規雇用したうえで技術者としてメーカーの設計開発部門に派遣する事業を展開している。
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