NECソフトは6月4日、ベトナムの子会社NECソリューションズ・ベトナムが現地の中堅インテグレータ「サン・タオ」を買収したと発表した。買収 額は非公表。ベトナム人技術者の獲得とソフト開発力の強化が狙い。売上高の9割以上が日系企業向けで、NECソリューションズ・ベトナムにとって発注先 だったサン・タオに目を付けた。
NECソリューションズ・ベトナムは、日本向けオフショア開発の拡大と現地に進出する日系企業からの受注強化を目指し、2010年度までに技術者を300人まで増やす計画を立てている。今回の買収により、従業員は150人まで拡大した。
サン・タオはベトナム最大都市のホーチミンに本社を構える(写真)。一方のNECソリューションズ・ベトナムは首都ハノイが中心。合併により、ホーチミンでの事業拡大の足がかりとする。
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