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北海道で初めての「地域限定通訳案内士」が誕生した。道が昨年実施した試験の合格者三十六人のうち、十五日までに十四人が登録した。ただ、合格者のうち二十六人は英語の専門。ともに道内で引き合いの強い中国語は六人、韓国語は四人にとどまっており、両言語のガイド不足は当面続きそうだ。
この資格は二〇〇六年四月施行の「外客旅行容易化法」に基づき、都道府県区域内でのみ報酬を得て活動できるガイドを認定する。
道は急増するアジア圏からの観光客に対応するとともに、北海道の知識に乏しい悪質な無資格ガイドを市場から排除する狙いで、同制度を創設した。語学試験は既存の全国版国家資格「通訳案内士」と共通だが、地理や歴史などの出題範囲を北海道関係に絞ることで受験しやすくした。
二百八十二人が受験し、昨年八月の筆記と十二月の面接の試験を突破したのは三十六人。合格率は13%と、全国資格の20%より低かった。
今回の試験結果について、道は「周知不足のため中国、韓国語の合格者が予想より少なかったのは残念」(観光のくにづくり推進局)と受け止め、今後に向けて「学生、道内在住外国人らに呼び掛けを強め、受験者を増やしたい」としている。
全国版「通訳案内士」の道内登録者は中国語が二十八人、韓国語が十四人、英語は百三十九人いる。
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2009-02-16
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