2009-02-16

中国人漫画家、日本で連載 角川書店、アジア開拓狙う

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角川書店は中国人漫画家の育成に乗り出す。オリジナル作品を漫画雑誌に連載して日本でデビューさせるほか、年内に単行本を日中両国で同時発売する。日本の出版社が中国から漫画家を招き育成するのは珍しい。日本の漫画は中国をはじめアジアで高い人気があり、現地の才能を発掘してアジア市場の開拓につなげる狙い。

 角川グループホールディングスは中国の出版社「広州漫友文化科技発展公司」と2008年9月に出版事業などで提携した。漫画家育成もその一環で、第1弾としてこのほど00年に中国でデビューした人気女性漫画家、丁冰(ディン・ビン)さん(27)が来日した。角川の編集者が執筆を支援する。(07:00)
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