2008-07-08

海外旅行客:今夏、7%減 サーチャージ高騰の影響で--JTB見通し

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JTBは4日、今年の夏休み期間中(7月15日~8月31日)に海外旅行をする人が前年同期比7・0%減の225万人にとどまるとの見通しを発表し た。過去10年間では、新型肺炎(SARS)が大流行した03年(同22・6%減)と、米同時多発テロ翌年の02年(同8・6%減)に次ぐ低調さで、燃料 価格の上昇分を通常の国際線航空運賃に上乗せする「サーチャージ」の高騰が影響した模様だ。

 今月の改定でサーチャージ(往復分)が昨夏より3万2000円高い5万6000円となったオセアニア地域向けは、同7・0%減だった。

 昨夏より3600円高い7000円にとどまる韓国向けは4・3%増と好調で、サーチャージの金額が旅先を選ぶ目安となっていることが浮き彫りとなった。

 国内旅行も同0・9%減と4年ぶりにマイナスとなった。

 経済の先行きに不安感が強まっていることが影響したとみられる。

 JTBは「夏休みは家族旅行が多く、サーチャージが家計に与える影響も大きい。海外旅行でも『安(価)・近(距離)・短(期間)』の傾向が強い」とみている。【太田圭介】


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