専門店の43.9%がパートタイマーを正社員として登用する制度を持っていることが日本経済新聞社の2007年度専門店調査(有効回答462社)でわ かった。正社員との待遇差の改善を目指す改正パートタイム労働法の4月施行を受け、08年度以降に登用制度を導入する企業を加えると51.1%に達する。 小売業の人手不足は依然続いており、賃金を含めた待遇改善の動きが今後も広がりそうだ。
改正パート法は企業にパートから正社員への転換制導入を求めている。正社員化の中でも、転勤や転居を伴わない「地域限定」正社員制を採用した企業は 22.3%、今年度以降導入を計画する企業も12.9%あった。カジュアル衣料のユニクロが地域限定正社員制を昨春導入して以来、有能なパートを囲い込む 手段として定着し始めたようだ。(07:00)
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