2008-06-10

世界の中銀、グローバル化・新技術・人口高齢化に直面=ECB総裁

:::引用:::
[フランクフルト 9日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁は、世界の中央銀行は、グローバル化と新技術、人口の高齢化の3つの大きな難題に直面していると述べた。

 9日付のインターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙が掲載した書簡で、トリシェ総裁はグローバル化がインフレ高進に果たす役割を強調した。

 総裁は「中銀はグローバル化に注意を向ける必要がある。モノとサービス、そしてとりわけ原油や商品、食品の相対価格に影響を及ぼすためだ」と述べた。

 さらに、新技術や科学の進歩が「生産性や潜在的成長、インフレ」に影響を及ぼす可能性がある一方、人口の高齢化は貯蓄と投資のパターンの変化をもたらし、「実質金利の均衡」に影響を与える公算が大きいと付け加えた。


●●コメント●●

0 件のコメント: