2008-06-18

工業情報化部、ソフト・アウトソーシング白書を発表

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 工業情報化部ソフトウェア・集積回路促進センターは13日、中国ソフトウェア協会などと共同で「2008年中国ソフトウェア及び情報サービスアウトソーシング産業発展白書」を発表した。同産業のCAGR(年平均成長率)は22.6%に達するという。新浪科技が伝えた。

   07年の中国のソフトウェア・情報サービスアウトソーシング市場の規模は152億ドル。うちオフショアのアウトソーシングが22.8億ドルで全体の 15%、オンショア(国内型)のアウトソーシングが129.2億ドルで85%を占めた。業務のタイプ別では、ITアウトソーシング(ITO)が90.4億 ドルで59.5%、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)が61.6億ドルで40.5%だった。

  アウトソーシング業のCAGR22.6%と予想され、オフショアに限れば34.9%に達するという。2010年には、オフショアとオンショアの比率が20:80になり、オフショアだけでも56億ドルの市場規模になると期待されている。

   07年の世界のオフショア産業の規模は310億ドルで、中国は世界の7.4%を占めた。Gartnerの洪剛中国エリア主管は、「中国は業務知識のある 技術者が不足しているため、利益率の高い北米の顧客からのアウトソーシング受注が進まない」という課題があることを指摘している。(編集担当:入澤可織)

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