旅行会社で構成する日本旅行業協会(東京・千代田、新町光示会長)は2008年1-3月期の旅行市場動向調査をまとめた。海外旅行の景況感を示す業況判断指数(DI)はマイナス33と、07年10-12月期に比べ22ポイントも悪化した。
指数は、需要動向が「良い」とした企業の割合から「悪い」とした企業の割合を引いた値。
同協会は、国際線運賃に上乗せされる燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)が原油高で上昇したことや海外旅行需要をけん引してきた中国旅行が大きく後退 したのが主な原因とみている。中国旅行のDIは07年に入って9月までプラス20台だったが、10-12月にプラス2に悪化。今回はマイナス29に落ち込 んだ。冷凍ギョーザの中毒事件が影響したようだ。中国旅行は08年4-6月期もマイナス24と、低迷が続く見通しだ。(18:07)
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