「きれいな日本語」に対する小中高校生の意識が、この5年間で高まっていることが17日、大手出版の旺文社(東京)のアンケートで分かった。調査は2007年11-12月の「実用日本語 語彙力検定」受験者約1万4500人を対象に実施、約1万1000人が回答した。
調査結果によると、「言いたいことが伝われば、きれいな日本語でなくてもよい」との質問に「そう思わない」と否定的だったのは60・2%で、02年調査から17・5ポイント増えた。一方、「思う」と答えたのは14・7ポイント減り20・3%だった。
「自分はきれいな日本語を話していると思う」と答えたのは11・4%にとどまった。38・5%あった「思わない」を大幅に下回り、“言葉の乱れ”に対する自覚もうかがえる。
「ら抜き言葉」の「食べれない」という表現を正しくないと認識している子どもは39・0%で、02年から3・4ポイント増えた。
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