米CNNテレビが、同社キャスターの「中国人はならず者だ」との発言をめぐり中国側に謝罪したことを受け、中国外務省の劉建超報道局長は16日夜、「メディア関係者に他人、他国を侮辱する特権はない」と非難し、再び謝罪を要求した。新華社電が17日、伝えた。劉局長は、CNNが「(キャスターの発言は)中国政府への意見で、中国人民に対してではない」と釈明したことについて「矛先を政府に向けた」などと反発。「CNNとキャスターが中国人民に謝罪するよう厳重に求める」と迫った。
CNNは今月中旬、「キャスターにもCNNにも、中国の人民を侮辱する意図はない。そのように受け止めたすべての人に謝罪する」との声明を発表。しかし中国国内のウェブサイトなどではCNNを攻撃する書き込みが殺到、中国メディアも批判報道を繰り返している。
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